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Mirrors

Alex Sipiagin(tp&flh)
Semus Blake(ts)
Adam Rogers(gt)
David Kikoski(pf)
Boris Kozlov(b)
Johnathan Blake(ds)
Donny McCaslin(ts&ss track2,3)
Josh Roseman(tb track3)

とても楽しみにしていたCDが届いたので、簡単に紹介してみようと思います。
…と言っても、Jazz愛好家にはおなじみ、Criss Crossレーベルの旧譜なのですが。

Alex Sipiaginというトランペッターは最近まで知らなかったのですけれど、Criss Crossレーベルに7枚ほどリーダーを録音しているようで、更にCharles Mingus Bigbandの一員らしい。僕はBigbandはあまり聴かないのですけれど、Mingus Bigbandのメンバーを見てみたところ僕の大好きなミュージシャンばかりで、今度買ってみたいと思います。

Tom Harrellのバンドで始めて知って以来大好きな、ドラマーのJohnathan Blakeが参加、と言うことで購入した本作は、Sipiaginの3枚目のリーダーアルバム。Charles Mingusの曲が1曲と、それ以外は全曲がSipiaginのオリジナル。
1曲目はテーマがややバラバラだったり、Seamusのソロ中にバッキングしているRogersのMetheny的なサウンドが妙に浮いて聞こえて自分の趣味に合わなかったりと、一瞬心配をしたものの、2曲目を聴いて、すぐに杞憂であるとわかりました。これがMingusのオリジナルで、僕は「直立猿人」を聴いて以来Mingusの演奏が苦手なのですけれど、こんなに格好良い曲を書く人だとは思いませんでした。勿論、アレンジの良さもあるのですけれど。表題曲のMirrorは美しいバラードで、Rogersを含めて、3管のような厚いサウンドが気持ち良い。
全体的には、テーマでの厚いサウンドと、アドリブ中のクールなサウンドがメリハリ効いていて、綺麗にまとまっています。楽曲内でも十分メリハリがあるのに、曲毎にまた印象が違うので、飽きずに最後まで通して聴ける功アルバム。
SipiaginのアドリブはJazz&Drummerのnaryさんが書いていた様にKenny Wheelerの雰囲気を感じる演奏で、曲やアレンジはCriss Crossっぽい正当派なものでした。Johnathan以上にKikoskiの印象が強く、いつもながらの都会的なサウンドで、全体を引き締めるのに一躍買っています。

2月に発売予定の新譜もJohnathanが参加ということで、チェックしたいです。
Mirages
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