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いつもお世話になっている作曲の金田先生と声楽の横山先生が関わっている事もあって、「新作歌曲の会」の第11回演奏会を聴きに行ってきました。
作曲の演奏会には当然(?)よく行くわけですが、歌曲の演奏会にはあまり行かない物で、とても新鮮でしたね。各曲、作曲者の個性が際だっていて面白かったです。

特に森潤子さんの作品「樫の木屋敷の謎」が面白くって。この曲は男声の為の二人オペラとして書かれた作品です。オペラとは言いつつも堅苦しいものでなく、大変ウィットに富んだ冗談が軽快に決まる喜劇で、他のお客さんもそうでしたが、僕も演奏中大いに笑ってしまいました。
僕は職業病というか、(自分にとっての)新曲を聴く時には、良いとか悪いとか、もしくはどういう構造をしているかなんて考えながら聴いてしまう悪癖があるのですが、この曲はそんなもの関係なく楽しんで聴く事が出来ました。宇佐木るび枝名義での、作曲者ご本人による台本がそれだけ素晴らしいんです。

――
まぁ、こうやって遊び呆けていると、各方面からバッシングにあうわけですが、ちゃんと仕事も進めております。
「Retro Pop Girl」の参加者の方も全員確定しましたので、簡単にご紹介を。

ピアノの長谷川綾子(りょうこ)さんは、松島さんの様な素直な演奏でありながら、力強く感情豊か。感情が豊かなのはご本人もなので、きっと性格が出ているのでしょう。とにかく面白い人です(笑
今回は一曲のみの参加ですが、ピアノソロなので、彼女の持ち味はしっかりと出てくるのでは無いでしょうか。それに今後もまた、色々と機会がありそうです。

ギターの河越影吾(けいご)くんは、普段ジャズをメインに活動しているプレイヤー。とは言え、様々なジャンルで幅広く活動しているので、彼にとって何がメインかと言うのはそんなに問題でも無い様な気がします。特にステージングに気をつかったライブパフォーマンスに定評があり、僕も信頼しています。
今回は特にポップス色の強い2曲に参加予定。彼のパートは譜面無し(!)で完全にアレンジを任せているのですが、勿論手抜きでは無く、それだけ信頼しているということで。彼がどうギターを入れてくるのか、僕も楽しみにしています。

書いたつもりですっかり忘れていたフルートの船本愛里(あいり)さん。彼女はずっとクラシックをやっていて、今はジャズに重心がよっている様ですが、どちらも器用に吹き分けるプレイヤーです。なんと言っても確かな実力に裏付けられた表現力が魅力で、元々来年にとある演奏依頼をしていました。そんな中「Will Go on the Way」のフルートに不満が残り、急遽お願いしたにも関わらず二つ返事でOKを下さって…本当にお世話になっています。

今気付いたんですけれど、やや難読な名前の方が多いですね(笑
そんなこんなで以前から紹介しています平野さん、田中さん、松島さんと合わせて6人の演奏者とがんがん制作中です。まだ1曲歌詞が出来てないけれど。どうぞご期待下さいますよう。

あと、今回は諸事情で夏コミ直前(10日くらい…かな?)まで視聴出せません!どうぞご容赦下さい。
…練習中の仮録データでも上げようかなぁ。

――
「Finis Junction Soundtrack同梱版」あきばお~さんでも売り切れましたね。本当に有り難い事です。
フリー版公開は来月くらい…を予定…かな?

――
最近ちょっと面白げな事を始めました。
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