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□はじまりのおはなし(前書き)
そもそも、本作を構想したのは旧年中のこと。
2012年は「内省的な音楽を探す」事がテーマになっていたことは前作「古空への憧憬」の蛇足で触れたけれども、本作はその延長線上の作品として、自分が出来る楽器、手に届く楽器を多重録音して、作曲と演奏をシームレスに、内省的ではあるけれど、同時に人間的な音楽を作ろうと思いついて制作開始。
年末が近づくにつれて、やはり音楽は1人でやっていてもダメだ、2013年は一つでも多く人と音楽をやる年にしよう、と思い始めた忘年会シーズン、ツイッター上で、何かの話のついでに「もしかしたら春の新譜に協力して欲しいかも」とじょーかーさんに話したところ、快諾を頂いて今の方向へ。
□全体的に
比較的初期に固まったアイデアが、2つのテーマを用意し、全体で引用すること。
それぞれM1のサビ、M2のAメロで提示され、以後頻繁に展開される。
元々は3つテーマを用意していた(M6のBメロ)が、色々考えて2つに絞った経緯がある。
和声的には、基本的には平易なものを中心としつつ、日本和声や代理和音、テンションやオリジナルなどを違和感のない範囲で適宜混ぜていく。
曲毎に一つのルールで統一するようにしていく。詳しくは各楽曲解説で。
オーケストレーションが手探りのため、可能な限り実際の楽器を触りながら、運指や音量、音質などに気を配って書く。運指の早い箇所で、特に刺繍音なら、トリル用の変え指を使う事は割と前提。
□Door to the Past
たった8音(※注:KAWAIメロディーベルは、白鍵1オクターブの8音しか無い)で音楽を紡ぐことが、必要であり目的でもあった。
和声と言うよりも3度6度の関係を根拠に、「ドレミ」のリフの上でメロディーを連ねていく前半と、本作第1主題を提示する後半に別れる。長2度音程が響く箇所が個人的なハイライト。
□はじまりのメロディ
本作のサウンドボード。つまり、一番最初に出来たメロディ。
ホルンをイメージしたファンファーレに始まり、続いて本作の第2主題が提示される。スケールをなめらかに降りるの第1主題とは対称的に、古典的な5度音程を中心に作られている。
和声的には日本和声を中心に、西洋的なドミナントモーションと組み合わせて組成。中間部では比較的厳密に日本和声を運用し、ややマイナー気味な印象を与えている。
□ご近所大冒険
本作の多くには、裏のテーマが設定されており、この曲は「三輪車のテーマ」。
床とか色々叩いてみたい、と言う所から始まり、音程の(比較的)低いリズムを伴うところから、他の楽曲に比べ、音の薄いオーケストレーションで、和声も音度的な処理が中心。そうすることによって、一部の少し複雑な和声(日本和声も顔を出している)も、スムーズに処理できているのではないかと…これは期待。
ケーナにリリカルなメロディを吹かせたいと言う気持ちで書き始めたのだけど、思いの外色々な挑戦が出来て楽しかった。
□はじめてのおいのり
「考え事のテーマ」ふと空をみながらぼーっとする感じ。
オカリナの音域(しかもバスは無い)でどうやって音楽するか考えただけで、理論的に面白い事は特に無いかな。ふつーの進行に代理コードが入ってるだけ。
実はこの曲が一番収録に苦心する。何せ、音程が取れない楽器3本での一発録りだからね…
□鐘が鳴る前の小さな旅
編曲とか書いてあるけど、オーケストレーションと和声をスムーズにしただけ。
いや、ちょっと一箇所、良く聞くと明らかに浮いてるんだけど良く聞かないとそんな違和感のないソロというか対旋律を書いた事を言っておかないと、hasくんに怒られる気がする。あれは僕のせいです。
□まどろみにみる夢
本作の現代曲枠(たぶん)。中間部に第2主題が出てくるのはちょっとわざとらしかったかも。Bメロが元々第3主題のつもりだったのは前に書いた通り。
和声的には結構あやふやで、クロマティックとかに根拠を持つ偶成和音とか、理論的に間違ってるけど頭に鳴った音を書いたりとか。
編成を考えた時には、G管とD管の楽器で複調というか、オンコードというか、常にほんの少しずれてるような曲を書きたいと思ったんだけど、全然違う感じになった。
□見知らぬ世界
ホイッスルってグリッサンドが簡単かつ綺麗にいく楽器らしいよって聞いて遊んでたら浮かんだ曲。日本を感じる音色だと思ったので、そんな感じに。
□揺れて、離れて、くっついて。
「ブランコのテーマ」
イメージが先行して、その風景を描写するように悩まず書けた。たぶん今回で一番短い時間で書けた曲。
技術論的には、不完全なカノンをやって、その最後に一瞬出てきたテーマを展開して、またAメロに戻る。
□Pastoral
イベールのPastoral for Four Pipesへのオマージュ。
そのPipesってのがどのような楽器なのか解らないのだけれど、笛っぽい高音のアンサンブルって何とも言えない魅力があるなぁ、と感じて、元々音の高い3本の笛の、比較的高音域を使って書いた曲。
Aメロ前半は同度カノン、後半で合流してからとBメロでは「2+1」の動きがモチーフ。コーダには聴いての通り、バッハをインスパイアしたツーファイブが顔を出す。
牧歌的なメロディだけど、実際はかなり高難度な楽曲です。
□Sonata
オリジナルはホルン、トランペット、トロンボーンの金管三重奏。
金管アンサンブルとか好きな人にはそこそこ有名なんだけど、そうじゃないと全然知られていない感じのマイナー曲。でもね、良い曲なんだ。前回に引き続きで申し訳ないけれど、是非、原曲を。
編曲にあたっては「出来るだけ変えない」と「出来るだけ笛っぽく」を両立させることを狙った。
やっぱり原曲のモーツァルトみたいな表情の変化は、リコーダーだと絶対に出せないし、音色だって乱暴な音は似合わない。でも、それはそれとしてこれもアリだな、って思って貰えたら本当に嬉しいし、そのための布石は色々と仕込んでおいたつもり。
今年はワーグナーやヴェルディに押されて影が薄いけれど、プーランクの事もたまに思い出して下さいね。
□日曜日のヨーグルト
「なんで日曜日でヨーグルトなの?」から始まった編曲。ピアノの使用はじょーかーさんからの(唯一の)指定。
打ち合わせの中で出てきたキーワード「祈り」「休息」「乳酸菌」「体に優しい」「クラシカル」…etc.のうち、祈りというワードに最後まで牽引されていく。
イントロに引っ張られたCメロは僕が一番祈り(僕にとっては積み重なっていくイメージ)を感じていて、本編曲の重心になっている。
構成的には原曲の構成を中心に進行していく中、イントロのCメロ、Aメロ2回し目の対旋律としてDメロ…と少しずつ後のテーマを先取りしていき、Dメロを大きく回すところで一旦混ざり合って、最後をAメロ、それもじょーかーさん自身の演奏で締めくくる。
原曲では機能的に一律の進行の上をメロディーが変化していく事によるリラックス感が特徴だが、編曲の際には各部毎に和声をどんどん変えて、特に最後の方ではテンションや堆積なども含んだ、透明感のある不協和音でのクライマックスを狙う。
□物語の中の物語
アイリッシュトラッドを書こうと思って書き始めたのだけれど、その痕跡はイントロでメロディオンが奏でる5度保持くらいにしか残ってません。と言う前置きから。
構成的にはイントロ-A-A-B-イントロ-C-C-D-C-A'-A-イントロ-B'かな。こう書くと凄い長いみたい。
「イントロ」は高音笛2本のテーマとメロディオンの5度保持が浮かび、第2主題のテーマになっていた5度音程とも結びついてすんなりかけた。最初にDドリアン、中間部でGフリジアン→Dドリアン、エンディングでDメジャーと、出てくる度に移調して出現し、楽曲の雰囲気を支配する重要な役割。
「Aメロ」はGメジャー。3(ファイフ、ソプラノ、テナー)+3(テナー、バス、バスメロ)がテーマになっていて、ホイッスルとアルトメロディオンがソロパートとして扱われる。
「Bメロ」は第1主題。この曲の前半までは、一度も移調されずハ長調で現れる。クライマックスで始めて移調(ニ長調)して登場し、作品自体のエンディングを匂わせる。
「Cメロ」はイントロの移調を元に作成。変ロ長調で一度提示された後、不完全なカノンで展開し、Dメロを挟んだ後もう一度提示される。
「Dメロ」はAメロの移調と、ソロパートによる対旋律。
和声的にはモード以外は取り立てて難しい事は無く、借用代理移調などの範囲。
とにかく技巧的に難しく、事前のリハーサルではあまりの壊滅ぶりに全員が戦慄したとかなんとか。
□遙かなる思い出
トイピアノというアイデアを受けて最初に書いた曲。階段進行やアーメン終止などの柔らかい進行が多く、ノスタルジーな印象を狙う。
第2主題を中心にしたアーチ形式(厳密には省略ロンドかな)。
□おしまいのメロディ
「はじまりのメロディ」を構成も和声も殆どそのままに、アレンジを変えて、閉幕への雰囲気転換を狙う。
□アンコール
ディスクを外した瞬間にネタバレしてすみませんでした…!色々考えたんだけど、やっぱりプレイヤーのクレジットを入れたくて…。
合唱経験者なら誰でもしっている有名な楽曲だけれど、彼の楽曲のメロディーのおいしさ、和音借用の上手さ、バランス感覚等々、本当に美味しいところを凝縮した名曲だと思っています。本当に美しい。
ミックスについては、本編とは全く変えて、エフェクティブで合唱的な雰囲気を狙う。教会でオルガンをバックに歌っている様に聞こえてきたら嬉しい。
本番制作中に一つ彼の楽曲に関する仕事を受けたこともあっての思いつきでした。
□おしまいのおはなし
そのうち追記するかも。
そもそも、本作を構想したのは旧年中のこと。
2012年は「内省的な音楽を探す」事がテーマになっていたことは前作「古空への憧憬」の蛇足で触れたけれども、本作はその延長線上の作品として、自分が出来る楽器、手に届く楽器を多重録音して、作曲と演奏をシームレスに、内省的ではあるけれど、同時に人間的な音楽を作ろうと思いついて制作開始。
年末が近づくにつれて、やはり音楽は1人でやっていてもダメだ、2013年は一つでも多く人と音楽をやる年にしよう、と思い始めた忘年会シーズン、ツイッター上で、何かの話のついでに「もしかしたら春の新譜に協力して欲しいかも」とじょーかーさんに話したところ、快諾を頂いて今の方向へ。
□全体的に
比較的初期に固まったアイデアが、2つのテーマを用意し、全体で引用すること。
それぞれM1のサビ、M2のAメロで提示され、以後頻繁に展開される。
元々は3つテーマを用意していた(M6のBメロ)が、色々考えて2つに絞った経緯がある。
和声的には、基本的には平易なものを中心としつつ、日本和声や代理和音、テンションやオリジナルなどを違和感のない範囲で適宜混ぜていく。
曲毎に一つのルールで統一するようにしていく。詳しくは各楽曲解説で。
オーケストレーションが手探りのため、可能な限り実際の楽器を触りながら、運指や音量、音質などに気を配って書く。運指の早い箇所で、特に刺繍音なら、トリル用の変え指を使う事は割と前提。
□Door to the Past
たった8音(※注:KAWAIメロディーベルは、白鍵1オクターブの8音しか無い)で音楽を紡ぐことが、必要であり目的でもあった。
和声と言うよりも3度6度の関係を根拠に、「ドレミ」のリフの上でメロディーを連ねていく前半と、本作第1主題を提示する後半に別れる。長2度音程が響く箇所が個人的なハイライト。
□はじまりのメロディ
本作のサウンドボード。つまり、一番最初に出来たメロディ。
ホルンをイメージしたファンファーレに始まり、続いて本作の第2主題が提示される。スケールをなめらかに降りるの第1主題とは対称的に、古典的な5度音程を中心に作られている。
和声的には日本和声を中心に、西洋的なドミナントモーションと組み合わせて組成。中間部では比較的厳密に日本和声を運用し、ややマイナー気味な印象を与えている。
□ご近所大冒険
本作の多くには、裏のテーマが設定されており、この曲は「三輪車のテーマ」。
床とか色々叩いてみたい、と言う所から始まり、音程の(比較的)低いリズムを伴うところから、他の楽曲に比べ、音の薄いオーケストレーションで、和声も音度的な処理が中心。そうすることによって、一部の少し複雑な和声(日本和声も顔を出している)も、スムーズに処理できているのではないかと…これは期待。
ケーナにリリカルなメロディを吹かせたいと言う気持ちで書き始めたのだけど、思いの外色々な挑戦が出来て楽しかった。
□はじめてのおいのり
「考え事のテーマ」ふと空をみながらぼーっとする感じ。
オカリナの音域(しかもバスは無い)でどうやって音楽するか考えただけで、理論的に面白い事は特に無いかな。ふつーの進行に代理コードが入ってるだけ。
実はこの曲が一番収録に苦心する。何せ、音程が取れない楽器3本での一発録りだからね…
□鐘が鳴る前の小さな旅
編曲とか書いてあるけど、オーケストレーションと和声をスムーズにしただけ。
いや、ちょっと一箇所、良く聞くと明らかに浮いてるんだけど良く聞かないとそんな違和感のないソロというか対旋律を書いた事を言っておかないと、hasくんに怒られる気がする。あれは僕のせいです。
□まどろみにみる夢
本作の現代曲枠(たぶん)。中間部に第2主題が出てくるのはちょっとわざとらしかったかも。Bメロが元々第3主題のつもりだったのは前に書いた通り。
和声的には結構あやふやで、クロマティックとかに根拠を持つ偶成和音とか、理論的に間違ってるけど頭に鳴った音を書いたりとか。
編成を考えた時には、G管とD管の楽器で複調というか、オンコードというか、常にほんの少しずれてるような曲を書きたいと思ったんだけど、全然違う感じになった。
□見知らぬ世界
ホイッスルってグリッサンドが簡単かつ綺麗にいく楽器らしいよって聞いて遊んでたら浮かんだ曲。日本を感じる音色だと思ったので、そんな感じに。
□揺れて、離れて、くっついて。
「ブランコのテーマ」
イメージが先行して、その風景を描写するように悩まず書けた。たぶん今回で一番短い時間で書けた曲。
技術論的には、不完全なカノンをやって、その最後に一瞬出てきたテーマを展開して、またAメロに戻る。
□Pastoral
イベールのPastoral for Four Pipesへのオマージュ。
そのPipesってのがどのような楽器なのか解らないのだけれど、笛っぽい高音のアンサンブルって何とも言えない魅力があるなぁ、と感じて、元々音の高い3本の笛の、比較的高音域を使って書いた曲。
Aメロ前半は同度カノン、後半で合流してからとBメロでは「2+1」の動きがモチーフ。コーダには聴いての通り、バッハをインスパイアしたツーファイブが顔を出す。
牧歌的なメロディだけど、実際はかなり高難度な楽曲です。
□Sonata
オリジナルはホルン、トランペット、トロンボーンの金管三重奏。
金管アンサンブルとか好きな人にはそこそこ有名なんだけど、そうじゃないと全然知られていない感じのマイナー曲。でもね、良い曲なんだ。前回に引き続きで申し訳ないけれど、是非、原曲を。
編曲にあたっては「出来るだけ変えない」と「出来るだけ笛っぽく」を両立させることを狙った。
やっぱり原曲のモーツァルトみたいな表情の変化は、リコーダーだと絶対に出せないし、音色だって乱暴な音は似合わない。でも、それはそれとしてこれもアリだな、って思って貰えたら本当に嬉しいし、そのための布石は色々と仕込んでおいたつもり。
今年はワーグナーやヴェルディに押されて影が薄いけれど、プーランクの事もたまに思い出して下さいね。
□日曜日のヨーグルト
「なんで日曜日でヨーグルトなの?」から始まった編曲。ピアノの使用はじょーかーさんからの(唯一の)指定。
打ち合わせの中で出てきたキーワード「祈り」「休息」「乳酸菌」「体に優しい」「クラシカル」…etc.のうち、祈りというワードに最後まで牽引されていく。
イントロに引っ張られたCメロは僕が一番祈り(僕にとっては積み重なっていくイメージ)を感じていて、本編曲の重心になっている。
構成的には原曲の構成を中心に進行していく中、イントロのCメロ、Aメロ2回し目の対旋律としてDメロ…と少しずつ後のテーマを先取りしていき、Dメロを大きく回すところで一旦混ざり合って、最後をAメロ、それもじょーかーさん自身の演奏で締めくくる。
原曲では機能的に一律の進行の上をメロディーが変化していく事によるリラックス感が特徴だが、編曲の際には各部毎に和声をどんどん変えて、特に最後の方ではテンションや堆積なども含んだ、透明感のある不協和音でのクライマックスを狙う。
□物語の中の物語
アイリッシュトラッドを書こうと思って書き始めたのだけれど、その痕跡はイントロでメロディオンが奏でる5度保持くらいにしか残ってません。と言う前置きから。
構成的にはイントロ-A-A-B-イントロ-C-C-D-C-A'-A-イントロ-B'かな。こう書くと凄い長いみたい。
「イントロ」は高音笛2本のテーマとメロディオンの5度保持が浮かび、第2主題のテーマになっていた5度音程とも結びついてすんなりかけた。最初にDドリアン、中間部でGフリジアン→Dドリアン、エンディングでDメジャーと、出てくる度に移調して出現し、楽曲の雰囲気を支配する重要な役割。
「Aメロ」はGメジャー。3(ファイフ、ソプラノ、テナー)+3(テナー、バス、バスメロ)がテーマになっていて、ホイッスルとアルトメロディオンがソロパートとして扱われる。
「Bメロ」は第1主題。この曲の前半までは、一度も移調されずハ長調で現れる。クライマックスで始めて移調(ニ長調)して登場し、作品自体のエンディングを匂わせる。
「Cメロ」はイントロの移調を元に作成。変ロ長調で一度提示された後、不完全なカノンで展開し、Dメロを挟んだ後もう一度提示される。
「Dメロ」はAメロの移調と、ソロパートによる対旋律。
和声的にはモード以外は取り立てて難しい事は無く、借用代理移調などの範囲。
とにかく技巧的に難しく、事前のリハーサルではあまりの壊滅ぶりに全員が戦慄したとかなんとか。
□遙かなる思い出
トイピアノというアイデアを受けて最初に書いた曲。階段進行やアーメン終止などの柔らかい進行が多く、ノスタルジーな印象を狙う。
第2主題を中心にしたアーチ形式(厳密には省略ロンドかな)。
□おしまいのメロディ
「はじまりのメロディ」を構成も和声も殆どそのままに、アレンジを変えて、閉幕への雰囲気転換を狙う。
□アンコール
ディスクを外した瞬間にネタバレしてすみませんでした…!色々考えたんだけど、やっぱりプレイヤーのクレジットを入れたくて…。
合唱経験者なら誰でもしっている有名な楽曲だけれど、彼の楽曲のメロディーのおいしさ、和音借用の上手さ、バランス感覚等々、本当に美味しいところを凝縮した名曲だと思っています。本当に美しい。
ミックスについては、本編とは全く変えて、エフェクティブで合唱的な雰囲気を狙う。教会でオルガンをバックに歌っている様に聞こえてきたら嬉しい。
本番制作中に一つ彼の楽曲に関する仕事を受けたこともあっての思いつきでした。
□おしまいのおはなし
そのうち追記するかも。
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