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Danilo Perez(pf)
Christian McBride(b)
Lewis Nash(ds)
Luis Quintero(perc)
Cassandra Wilson(vo 3,6)
Claus Ogerman(arr&cond)
and orchestra

吉祥寺の新星堂がロンロン改装閉店セールとかで、旧譜全品半額という、なんとも太っ腹なセールをやっていたので、普段は殆ど買わない国内版CDを2枚買ってきました。
日本はCDが高すぎるよ…。

さて、Danilo Perezは大好きなピアニストの一人なのだけれど、リーダー作は「Motherland」「till then...」と本作しか持ってない。Perezがリーダーをやる時によくやる、豪華なミュージシャンを呼んだアンサンブルは嫌いじゃない、というか結構好きだったりするのだけれど、Jazz屋さんに行く時には、大抵もっと小さなコンボが聴きたいタイミングなんですよね。だから、Perezは後回しになってしまい、本作もそうでした。そもそもJazzファンが酷評しているのは見ていたので、そう言う意味ではあんまり期待していませんでした。
でも、そういう頭でっかちになっちゃう部分を捨てて、ただ音楽に耳を傾けると、これが凄く良いんですよ。Jazzかなぁ?って言われたら僕はそうじゃないと思うんですけれどね。どちらかというと、JazzyなEasy Listeningかな。聴き方によってはSoundtrack的かも知れない。

Claus Ogermanのアレンジによる、オーケストラを背負った本作。扱う楽曲は、殆どが19世紀のクラシック。バンドの方はMcBrideとNashという、Perez絡みでは意外な2人に加え、Cassandraも2曲に参加。PercussionのLuis Quinteroは、僕は初めての人です。まぁ、メンバー買いすると後悔すると思いますので、あんまり関係ないですが。
恐らく多くの部分は決め譜で、その枠を越えて何かしようという意欲もあまり感じません。Ogermanの世界を表現する事に重きを置いているのでしょう。
でも、僕はこの人選が以外と正解だったのではないかと思います。McBrideの太いベースは、例え完全に決められた譜面であっても、サウンドを豊かにするのに必要だと思うし、Nashの静かで心地よいブラシは、このアルバムにベストマッチでしょう。とても贅沢なアルバムだと思う。

僕としてはまた一つ、疲れた時に聴きたいアルバムが増えて嬉しいです。
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