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Alex Sipiagin(tp, flh)
Seamus Blake(ts)
Mulgrew Miller(pf)
Boris Kozlov(b)
Johnathan Blake(ds)
Alex Sipiagin/Mirrorsがとても良かったので、大好きなJohnathanが叩いてることもあって新譜を購入しました。というわけで、もうすでに多く紹介されているけれど、僕も簡単に書いてみます。今回のメンバーは、ピアノがいつもよくやっているDavid Kikoskiではなく、Mulgrew Millorになっているのが興味深いところ。タイプも結構違うピアニストだと思う。
聴いてみると、ガッツリ来るサウンドが、完全に僕好みで、もう、頭からノックアウト。
7曲中4曲がSipiaginのオリジナル(Track 1と8は同じ曲)で、ミディアム~ファストの曲が多い。テンポに差はあるけれど、休める様なゆったりした曲がTrack 7まで無いので、人によっては疲れるという評価もあるみたいです。僕はあまり気にならなかった。
オリジナルが格好良いのはもちろんとして、Cole PorterのスタンダードJust One of Those ThingsやJoe HendersonのTetragon、本アルバム中唯一のバラードであるWayne ShorterのIrisの3曲も、他のアルバム同様バリバリにアレンジされている。これがまた、全部格好良いんですね。
Mulgrew Millerの黒いサウンドが、いつもより重心を下げていて心地良いし、Johnathanのドラムはいつも以上に絶好調で、そのせいかフロント陣もいつも以上にテンションが高めな気がする。これは良いなぁ…。
Sipiaginのアルバムを聴くのはこれで3枚目だけれど、このアルバムが一番好きです。
ハードで元気の良いジャズが好きな人におすすめです。
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