夢見心地

Traeumerei（トロイメライ）とはどんな意味だったっけな。
そうそう、夢、って意味だっけ。
Googleで調べれば欲しい情報の９割は出てくる、便利な世の中になった物だ。

僕の好きなピアニストに、Wilhelm Kempff（ヴィルヘルム・ケンプ）という人がいる。
主にベートーベン弾きとして有名な彼だが、僕は彼の弾くシューマンが一等好きだ。

彼のピアノは、正直なところ結構バラバラだと思う。
透明感のある音、というのは全然合わない。
どちらかというと男気にあふれ、しかしながら力強くもない。
ちっとも繊細じゃないタッチの中に、繊細な彼の音楽性があふれている。
リリカルで、暖かく、どこかほっとする演奏。

バラバラでリリカルと言えば、僕の好きなジャズ・トランペッターの代名詞みたいなもんだ。
Tom Harrell（トム・ハレル）という僕の一番大好きなトランペッターも、リズムにきっちりと言うより、自分のリズムで演奏をするキライがある。
しかし独りではなく、しっかりと周りを聴いて、そしてどこまでもリリカルに歌を紡いでいく。

色んなサウンドに迷い込んだし、これからも積極的に迷い込んでいくのだろうけれど、僕はやっぱりリリカルなサウンドが好きなのだろうな。

この間友人に「書く曲のイメージとソロの内容が違う」と言われた。
ふと思ったのは、最近リリカルなソロを吹いてないなぁ、ということ。
アドリブは即興の作曲だと師匠が言った。
即興だろうと、紙の上だろうと、リリカルなメロディーを書きたい。



――先日に引き続き、「書くぞ！」というとこで終わっても良いんでしょうか（笑
小さなパラフレーズは集まってきたんだけど、まだ曲の段階に出来てない自分。
ちょっと不甲斐ないなぁ…。

各方面にお待ち頂いてる分、どれも良い物を作っていきたいと思います。
ピアニストさんもしぶんけんさんも、ちょっと待ってくださいね…（汗

HD増設

全く持って作曲と関係ないタイトルでよいのでしょうか…。
こんにちは、みつだです。

最近HDを増設しました。
というのも、今までずっと
家にあるCD（∞）＞iPod（80GB）＞ノートPC(40GB)
という状況で、せっかく容量の大きいiPodが20GB位しか使われないという、なんのためにnanoにしなかったのかわからない状況だったのです。
因みにTouchは出てませんでした（一世代前
今ではうちのiPodにも8000曲くらい曲が入り、その割に大体30～50曲位がヘビロテという酷い有様になりました。

ところで、最近の記録媒体の値段低下はすごいですね。
僕は２年ほど前にもポータブルHDを買いまして、その時には予算の都合で40GBだったのですが、増設120GBのポータブルHDと同じ値段なんですよね。
ユーザーとしては有り難い限りなのですが、大丈夫なのでしょうか…。
取り敢えずこのHDはiPodとバックアップ専用になりそうです。

と、散々話してきましたが、HDを増設したので、ここ一月くらい、暇があれば家にあるCDをiTunesにインポートする作業をしているわけです。
そうすると、あるわあるわ、買っても聴いていなかったり、ちょっと聴いて放り出したCD達が出てきます…（汗
カオスになったiTunesを見ながらちょこちょこ聴いてみると、なんとなく新鮮な感動。泣ける曲とかがいっぱい見つかって、聴きながら…目から…汗がっ…！！
なんでこんな良い曲を、今まで聴いてなかったんだろうなー…。
書こう、これは作曲をするしかない…っ！！

…そういう曲はなかなか書けないんですけどね、苦手分野で（苦笑

やっぱりスランプの時は曲を聴き漁るのが一番だなぁ、と再認識しました。
暫くはヘビロテを避けて、色んな曲を聴こう。

ちょっと気に入った曲が書けました。

今回のCDで若干異色な曲が一曲追加されることになりました。

というのも、今回書いた作品は「ジャズ・ワルツ」です。

あれ、クラシックCDなのに…と言ってピアニストからも怒られましたが（汗、「弾けないー！！」と良いながらも渋々了承してくれる彼女は素敵だと思います。
しかも初見でぱらぱらちゃんと弾いてますしね。すごいなぁ。
因みにこの曲、ジャズというよりは、スウィングしてアドリブのあるクラシックという立ち位置が近い気がしますけれど…（どんなのでしょう

アレンジも雰囲気も違いますが、僕のクインテットで同じテーマを演奏してみました。
うーん、Ｂのアドリブはピアノの方が良いなぁ…。

It Rains Softly
※曲を作った当日にメンバーに譜面を配って録音。付き合ってくれて感謝。

ピアノソロの時はもっとクラシックよりのアレンジになりそうです。

タイトル仮決定

ＣＤのタイトルを仮に決めました。
　「水の薫る風景」
表題作を含むピアノソロ曲集にする予定です。

この曲は僕自身も、ピアニストも気に入っている曲の一つで、２分～３分の短い曲なのですが、僕がこの曲集でやりたいことを、一番忠実にやっている曲だと思います。
キャッチーで分かりやすいメロディーと、フランス風のお洒落な和音。一つ一つのモチーフを大切にした構成。こういう曲を速いペースで量産したい…（無謀

最近はＣＤ用の曲を書いているのがメインで、あまり報告することが無いのですが（汗）どうぞ応援よろしくお願いします。



P.S.
一週間ほど東京を離れます。
返信等遅れますが、ご容赦下さい。

一段落

取り敢えず色々なことに一段落。
こんにちは、やっと（作曲以外の）予定が落ち着いてきた光田です。

とはいえ、予定が落ち着いても、〆切って言う予定が休ませてくれません（汗
単純計算で行くと、１曲／週くらいのペースで書いていかないと間に合わないという噂が…。
まだまだ休める日は遠そうです…（泣

今日は短めで失礼。
続き作ってきます…。