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3/6@新宿PIT INN
BQE Trio
Danny Grissett(pf)
Vicente Archer(b)
Marcus Gilmore(ds)
Special Guest:原朋直(tp)

というわけで、こんなギリギリな時にライブを見てきました。
ギリギリなので詳しい感想はおいといて。

Danny Grissettが素晴らしかったです。
本当、聴くたびに印象が良くなっていって、もう、大好きになりました。
Vicente Archerと相性が良いのに対してMarcus Gilmoreとかみあってないな、と思ったら、Vicenteとはファーストアルバムからのつきあいなんですね、納得。
各ステージ2曲ずつ参加していた原さんも(明らかにセッション風でしたが)格好良かったです。
これで2ステージ5000円は安い!
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Prana Dance

Tom Harrell(tp&flh)
Wayne Escoffery(ts)
Danny Grissett(pf)
Ugonna Okegwo(b)
Johnathan Blake(ds)

他のCDショップでは2500円前後なのに、Amazon.co.jpで1568円という、破格で予約を受け付けていました。しかも、輸入盤2枚で10%OFFらしいです。即決で予約しました。凄く楽しみです。

――
先日、吉祥寺のDisk Union店内で、Baptiste Trotignonの(こちらももうすぐ発売の新作)Shareがかけられていました。柔らかくて、素敵なトランペットが聞こえてきて、このラッパは好きだな、(Tomっぽいけど)知らない人だったらチェックしようと思い、店員に尋ねました。結果はもちろん、Tom Harrellその人だったわけですが。
別に、好きなプレイヤーなのだから、好きで当然、分かって当然なのだけれど…やっぱり僕にとって、Tomという人は大きいのだな、と思いました。

Tom Harrellという人を追いかけて、まだ2年くらい。それでも多くの影響を受けて、また、Tomの共演者という形で、今まで知らなかった素敵なミュージシャンを多く知って。彼の音楽に触れるまで、僕はJazzという世界では、全くもって迷走の極みだったわけだけれど、今では自分の音楽世界を構成する中心の一つになっています。
これからもずっと彼を追いかけ続けて、いつか追いつけたら良いな、と願っています。
M. Graveyardさんの「生まれてきてくれてありがとう」というCDを買いました。

実は「ひぐらしのなく頃に」や「うみねこのなく頃に」というゲームはやったことがない上、今となっては何故聴く機会があったのかも覚えてないのですが、僕はdaiさんの音楽が好きです。
曲は難解でもなんでもなくて、簡単で分かりやすいのに、メロディーが独特で、とても素敵だと思います。

創作意欲を刺激されて、今日も元気に仕事をします。
あきばお~さんのところで売り切れてしまっていた水の薫る風景ですが、また取扱を再開していただきました。


閑話休題
来月の演奏会で演奏する曲なのですが、Frank Erickson(1923-1996)の「Air for Band」という曲がとても良い曲で、気に入っています。
J.S.Bachを意識して作られたという曲なのですが、ごく小編成で演奏すると、とても綺麗に響きそうです。

Air for Band


昔は交響曲みたいな、長い曲が好きだったのですが、最近は短編ブームがずっと来ています(CDを聴いていただいた方にはバレバレでしょうか?)。
勿論今でも長い曲も聴きますし、中には愛聴盤も多くありますが、こういった短くまとまった良い曲を聴くと、特に感銘を受けます。

そうそう、来年辺りにまた、少し縁があって吹奏楽曲を演奏していただく機会がありそうです。
少し気が早いですが、今から気合いを入れて書いていきたいと思います。
Traeumerei(トロイメライ)とはどんな意味だったっけな。
そうそう、夢、って意味だっけ。
Googleで調べれば欲しい情報の9割は出てくる、便利な世の中になった物だ。

僕の好きなピアニストに、Wilhelm Kempff(ヴィルヘルム・ケンプ)という人がいる。
主にベートーベン弾きとして有名な彼だが、僕は彼の弾くシューマンが一等好きだ。

彼のピアノは、正直なところ結構バラバラだと思う。
透明感のある音、というのは全然合わない。
どちらかというと男気にあふれ、しかしながら力強くもない。
ちっとも繊細じゃないタッチの中に、繊細な彼の音楽性があふれている。
リリカルで、暖かく、どこかほっとする演奏。

バラバラでリリカルと言えば、僕の好きなジャズ・トランペッターの代名詞みたいなもんだ。
Tom Harrell(トム・ハレル)という僕の一番大好きなトランペッターも、リズムにきっちりと言うより、自分のリズムで演奏をするキライがある。
しかし独りではなく、しっかりと周りを聴いて、そしてどこまでもリリカルに歌を紡いでいく。

色んなサウンドに迷い込んだし、これからも積極的に迷い込んでいくのだろうけれど、僕はやっぱりリリカルなサウンドが好きなのだろうな。

この間友人に「書く曲のイメージとソロの内容が違う」と言われた。
ふと思ったのは、最近リリカルなソロを吹いてないなぁ、ということ。
アドリブは即興の作曲だと師匠が言った。
即興だろうと、紙の上だろうと、リリカルなメロディーを書きたい。



――先日に引き続き、「書くぞ!」というとこで終わっても良いんでしょうか(笑
小さなパラフレーズは集まってきたんだけど、まだ曲の段階に出来てない自分。
ちょっと不甲斐ないなぁ…。

各方面にお待ち頂いてる分、どれも良い物を作っていきたいと思います。
ピアニストさんもしぶんけんさんも、ちょっと待ってくださいね…(汗
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